海外で生活を始めて、シロがとっても困っていること。
それは
散髪!!
カナダで生活していた頃、初めは近くの美容室へ行っていた。
シロ:「あんまり切り過ぎないように、お願いします! ほんのちょっとでいいから」
美容室店員:「はいはいOK、OK! ノ~プロブレム!!」
ジョキジョキッ バサ~ッ・・・・・(激沈)
何度も美容室を変えて上記のような失敗を繰り返しては落ち込んでいたシロ。
そこで悟ったようです。 海外では
ほんの少しとか、さりげなくという概念はない!
苦肉の策で私に依頼してきました。 「美容室で切ってもらうよりは意見も言いやすいし、お願い♪」と。
ま~美容室へ行った後のシロの落ち込み様を毎回見ているので、美容室よりはなんとかなるかと、はさみを1本購入。 もちろん、今まで人の髪の毛を切った経験はゼロ。
いざ、切ってみると案外楽しいんです。
初めの数回は要領が分からなかったので、シロの要望どおり「ほんの少しだけ、さりげなく」切りました。 そして、段々と豪快になってしまい・・・・・・
前回は・・・・・・・・・明らかにやりすぎた。
前髪をジョキジョキっと・・・・・ あれ?なんだか・・・・
戦時中の子供みたいになってしまった。 ププ。
はさみ1本で全てを対応するのは無理があります。 シロにとっての問題は短すぎないか。というところにあるので、これ以上切るのは危険と感じた私は、前髪は整髪料などでなんとかなる!と考え終了。
横と後ろの部分に取り掛かると、前髪とのバランスをとるために切っていくと、一部分地肌が見えるほどに・・・・・・・ キャ~ どうしよう・・・・・
後ろは自分では見えないから良しとして・・・・落ち着け私。
ここで不安げな言葉を発すると、それでなくても散髪中はナーバスになっているシロなので、言葉には細心の注意が必要なんです。
終了後は「大丈夫だよね?」と不安げに聞いてくるシロ。 自分ではあまり鏡を見ないんです。
でも、いつもよりちょっと短いかも・・・と触った感触で気付いたようなんですが。
そして夜、ソファに座ってウトウトしていたシロ。
シロ: んん・・ %&♂∴Å∝〆々*~。
意味不明な寝言。 本当は話し掛けちゃいけないらしけど・・・・
私: 何? どうしたの?
シロ:
バリカンでやって・・・・。
私: バ,バリカン?? どこをバリカンするの? 頭?
シロ: うんうん。
ごめんなさい、シロ。 夢にまでうなされるほど、思い詰めていたなんて。
シロの髪型が上手くいかないと、引きこもりになってしまい、一日中家で勉強をすると言い出すので、私も真剣に頑張っています。はい。前回の失敗を繰り返さないようにね。