なんちゃって国際派ナースへの道



英会話って難しい・・・・

あ! no★★ji 先生のタイトルのパクリのようになってしまいましたが、そんなつもりはなかったんです・・・・・。 すみません^^;

以前、勤めていた病院でのお話しです。
脳外科部長の大先生は年に数回、ロスだのサンフランシスコだの、と国際学会のため出張していました。  そのため英文で書かれている論文を脇に抱えているのも、よく見かけました。

その大先生は 
ICU →  アイ・スィー・ユー
SCU → エス・スィー・ユー

たぶん、海外によく行き英語を話す機会が多いと、やはり「C」の発音は、「スィー」!
ここは譲れないのでしょう・・・・。 
私達は普通に「アイ・シー・ユー」と言っています^^

他にもカンファレンス → クァンファランス などなど、特に発音には気を付けているように感じました。

そんな、ある日。 朝方にフィリピン系の男性の方が脳出血でSCUに入院することになりました。
その方は日本語は話せなく、コミュニケーションは英語のみ。 普通なら、友達や市のボランティアの通訳の方などが来るはずなんですが、夜中ということもあり一人ぼっちで入院。そして朝を迎えました。

脳外科の朝の回診は脳外科医師全員とリハビリの人達が一緒になり、ちょっとした大名行列のようになります。 
大先生を先頭に若手の先生が夜中に入院した患者さんの説明などをしながら、1人1人診察していきます。

その頃、一応私も英語に興味があったので、他の人が話す英語にはもちろん関心があり、特に大先生は国際学会にもよく出席し、英語は堪能だと思っていたので、どんな会話をするのかとっても興味深々でした。
回診の後ろの方に付き、こっそりと見ることに・・・・・・・

通常、回診時に患者さんの意識レベル、手足の動き、麻痺が無いか、瞳孔などを確認していきます。(フィリピン系の方は意識レベル問題なし)

大先生: 「おはよう!○○さん」

フィリピン系患者さん: 「・・・・・・・・・」

若手医師: 「先生、この方、英語しか通じないんです・・・・」

大先生: 「 おぅ、そうか。   グ、グ、グッモ-ニン!!」

フィリピン系患者さん: 「Hi, good morning」

大先生: 「 じゃー、レベル診ますよ・・・・

    キ、キ、キャン、 ユー アップ ハンド?」

フィリピン系患者さん: 「yes・・・・・」 と、片手を軽く上げています。(*通常は両手を平行に上げるんですが)

大先生: 「 オッケー、オッケー!グー。」

  以上で意識レベルの確認は終了しました^^;


患者さんは病名などの説明を詳しく受けていなく、どうして入院が必要なのか教えてほしいと訴えています。

そして説明・・・・・・・




大先生: 「ユア ヘッド・・・・・ ブリーディング!  ユー ニード トリートメント、OK?


フィリピン系患者さん: 「Whaaaat ?? my head is bleeding??」

フィリピン系患者さんは頭から出血していると思い、パニック気味で頭を触り確認。

以上のやりとりで脳外科の回診は終了でした。 結局、何が原因なのかよく分かっていない患者さん。 回診後に他の先生から説明してもらい理解したようです^^


 英語って、いくら難しい論文が読めても、ボキャブラリーが多くても、会話となると別なんですよね。 きっと冷静に考えれば、専門なので 「ヘッド」 はないと思いますが・・・・(笑)

   
  
読めても、同じ事を話せない。 英語って本当に難しい・・・・・はぁ。

なかなか上達しなくて、へこみ気味だったので楽しかったことを思い出してみました♪
[PR]
by ahitehi | 2006-06-04 12:19 | 英語と私
<< お気に入り カサ・ロマ >>

もと看護師。 英語ペラペラを夢みて、日々奮闘中。
カテゴリ
全体
バギオ(フィリピン)
トロント2007
シドニー
トロント2006
NZ
fiji
Japan
英語と私
英語おたくシロについて
自己紹介
病院のこと
過去の旅行
台湾
NY
ヨーロッパ
バンクーバー
未分類
以前の記事
お気に入りブログ
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧