ダウンタウンから近い University st. には国立病院がいくつも並んでいる。
その1つの Sick Children's Hospital いわゆる子供病院に勝手に見学に行きました。
玄関から中へ入ると、こんな感じ。
日本の国立病院というと、外観や内装にお金をかけないシンプルな造りのイメージがありますが、海外の病院は日本とはコンセプトが基本的に違う感じ。
まるで小さな遊園地のようになっています。 その中にはマクドナルドなどのファーストフード店も多く入っています。 ここでふと疑問に感じたこと。
海外で手術を受けた場合、術後食は何を食べるんだろう・・・? 日本なら主食がお米なので重湯から始まり、3分粥と徐々にお米を増やしていきますが、お米を食べない彼らの術後食はハンバーガーミキサーしたもの?? 想像がつきません。
またカナダ国民は医療費はただらしいです。
その代わり、手術も入院も順番待ちで、どうしても早く治療が受けたい人やお金持ちの人はアメリカへ行き、自費で治療を受けるらしいです。
病院で働いているスタッフはピンクや明るい水色・エメラルド色の白衣(術衣)を着ていて、爽やかなイメージ♪ (純粋な白衣を着ている人は1人も見かけませんでした)
そんな楽しそうに?イキイキと働いているように見えた大学病院ですが、新聞に看護師不足でかなり厳しい状態であるとよく見かけます。 今日の新聞では 「看護師をもっと養成し、スタッフを増員、労働条件の改善、給料アップをしなければ、2008年に3万人の看護師が辞めることになります!」と看護協会が訴えていました@_@
どこの国でも看護師不足なのね~。
私は特に海外で看護師をしたいという希望はないので(*できないのでの間違いか)、 またいつか日本で働きたいな~ と思っています。
でも今振り返ってみても、ちょうど1年前に退職をしたけど、その数ヶ月前は仕事が忙しい+ 残業続き+退職にあたっての残務整理+海外逃亡への諸々手続き・・・・・疲れとストレスが溜まる一方でした。
そんなある日、髪の毛を洗っていると 「あらっ?」 頭のてっぺん辺りがやけに地肌に触れます。 自分で鏡では見れなかったのでシロにお願いして頭の上から写真を撮ってもらうことに・・・
その写真をみて絶句でした・・・・・・
頭のてっぺんがハゲテルよ~っ!
髪の毛を結べる長さでもないし、分け目を変えても目立ってしまう・・・・・・・ 涙がでました。
嫁入り前の娘が頭にハゲ・・・ ;_; なんてこと~。
頭のてっぺんだけカツラを着けようか、マジックで塗ろうか・・・・・
でもシロは 「そんなに気にするほどでもないし大丈夫! この一時を乗り越えれば、すぐに生えてくるから、ね!」 と。やさしいな・・・シロ。
私: 「うん。 そうだね。あと3ヶ月で退職だしね。」
シロ: 「そうそう。仕事辞めたら、すぐ生えるから、あんまり心配しないで、
ザビエル!」
ぬぁ~んですとぉ~~?(怒)
そして職場の同僚にも打ち明けました。 1人はIナース。
でもIさんは「実は前から気付いてた^^ 私もね、実はおでこの部分が剃り入ったようにどんどん薄くなってるんだ」
もう1人はSナース。 「 大丈夫だよ、アヒさん。 私なんて前髪がどんどん後退していって、美容室で、これ以上前髪は作れません!って言われたぐらいだから^^」
あっ ホントだ! 結構キテルかも・・・・ (すみません・・・)
そんな心優しい同僚2名とシロに本当に救われました。 そして退職して海外に出たら髪の毛はすぐに元に戻っていました^^v
あの頃を振り返ると頭が薄くなっていることにも気付かないぐらい、毎日クタクタに疲れていて、自分自身余裕のない生活を送っていたけど、でも看護師の仕事は好きなので日本に帰ったら、また復帰したいな~と思っています。
医療関係の方々のブログや病院見学に行くと余計に思っちゃう。
日本も海外の病院のように色んな色の白衣や建物にも工夫があればいいのに・・・。