オークランド大学病院は小児科病棟に力を入れているらしく、病院がなぜかオークランドの観光スポットとしても、パンフレットで紹介されている。
もちろん気になるので、NZに来てすぐ行ってみました。
小児科病棟だけ少し離れたところにあり、外観は宇宙船をイメージしているらしい・・・・
宇宙船??とはちょっと程遠いので、玄関の写真。
周りをウロウロしていると、偶然通りかかった受け付けのおばちゃんが色々と説明してくれた。
小児科病棟すべてを宇宙船のイメージでまとめており、スタッフは宇宙飛行士をイメージしたユニフォームを着ているとか・・・・
さっそく中へ。
内装は子供が喜びそうな、まさにおままごとのような病院。 中にある売店やホットドック屋、アイスクリーム屋さんも小さくて、子供が喜びそうな造りでした。
観光スポットになっているとはいえ、一応病院なので大胆に写真を撮ることはできず・・・・;_;
病棟の方へも行ってみましたが、同じくかわいい造りで、おもちゃも沢山♪
病院嫌いの子供も喜びそうな印象でした。 スタッフのユニフォームは・・・・・宇宙飛行士をイメージしていると聞いていましたが、普通の紺色のユニフォームに見えたんですが・・・・。
でも、あんなに夢のような可愛い病棟なら、私も働いてみたいな~と思いましたよ。
NZでも看護師不足が深刻なようで、よくニュースにでています。
NZでは日本の看護師免許を持っていれば、語学のテストさえ受かれば働ける!と有名な話ですよね。
その通りなんですが、その語学テストというのが大変らしい。
判断基準になるのがIELTSという、英国圏で広く使われている、TOEFLとならぶ英語判断テスト。 これが曲者らしいんです。
NZで永住権を取る場合、IELTS5.0が必要。これがジェネラルな数値だそうです。
そしてNZで看護師として働きたい場合に必要なのは、IELTS7.0.
これはまさに日常会話は当たり前のこと、ネイティブぐらいの英語力を求められているとか。
もちろん人の命を預かる仕事だし、患者さんによって痛みの訴え方も違うだろうから、高い英語力がないと働くことはできないんだとは思いますが。
そういうわけで、NZで看護師として働くためには日本での正看護師免許、1年以上の臨床経験・ IELTS7.0が最低限必要となるわけです。
それが通ったら、臨床アセスメントという、いわゆる臨床実習のようなものが数ヶ月あり、希望の施設へ配属されるという運びだそうです。
というわけで、NZでは簡単に看護師として働けるイメージが私にもあったけど、IELTSがかなりネックになりそうだし、学校でもIELTS対策としてのクラスがあるけど、やはり外国人が医療スタッフとして働くのは最も厳しい職種の1つと言っていました。
でもその難関を突破して働いている日本人もいるわけだから、本当に尊敬しますね。
日本で働いていてもとまどうことが沢山あるのに、言語の壁を抱えつつ海外で働くってことは本当に大変だと思います。 したがって私には無理です・・・・ 日本で働きたい^^